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初任給

  • ishigami-clinic149
  • 5月21日
  • 読了時間: 2分

 最近のテレビドラマ「時すでにおスシ」第2話で、永作博美さん演じる主人公の一人息子が、就職を機に静岡県にある就職先の寮に入り家から巣立っていきます。1ヶ月後に勉強のため必要と以前使っていた化学のテキストを取りに帰省します。息子と二人(夫は息子か小さい時に亡くなっている)で高級レストランに行き、息子が初任給から食事代を支払ます。そこで初めて、化学のテキストのための帰省は口実で、初任給で母親に食事をプレゼントすることが目的であったと知り涙ぐみます。食事代のレシートを記念にもらい、帰宅後、夫の写真にレシートを嬉しそうに見せびらかすシーンがありました。


 私自身を振り返ってみて、私は初任給を頂いた時に両親に何かをプレゼントをした覚えがありません。双子の弟も同じ時に卒業し就職しましたので、初任給をもらった時に両親にプレゼントしたか聞いてみました。弟もプレゼントしていないそうで、プレゼントしておけばよかったと言っていました。弟といえば、中学校の修学旅行の際に、宮崎県の鵜戸神宮でツゲの櫛を土産として買って、母親にプレゼントし母親が嬉しそうな顔をしたこと、私は何も買って帰りませんでしたのでプレゼントを買って帰ればよかったと思ったことが思い出されました。


 家内は、初任給を貰った時に両親にはしなかったが祖父に音楽のレコーダーをプレゼントしたと言っていました。私の父(90歳)にも聞いてみました。父は「親と同居していたので、初任給は7,600円で、その中から生活費に入れたと思う。」と言っていました。


 初任給にはそれなりの意味があると思いますが、初任給等に限らず何かの区切り(卒業や就職のように大きなものだけでなく仕事の一段落のような小さななものでも)の際に、支えてくれた人への感謝の気持ちを形にすることは大切なことだと改めて思いました。「時すでにおスシ」第2話を見て、今更ながらそう思いました。

©2023 医療法人社団青葉会 石神クリニック

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