top of page


四苦八苦
先日、法要で住職方から四苦八苦のお話を聞く機会がありました。四苦八苦とは、元々はお釈迦様が説かれた教えにある言葉で、人生の苦しみを四つに大別したものを「四苦(生、老、病、死)」、それに四つ加えて「四苦八苦」であり、人間が生きている上で避けては通れない根源的な〈苦〉と教えられています(詳細は他のサイトをご参照下さい)。徳川家康公の遺訓にある「人の一生は重荷を負(おひ)て遠き道を行くが如し」も人生は四苦八苦の連続だと言っているようなものだと思います。 今でも四苦八苦は、「作文の宿題に四苦八苦した。」というような使われ方をしていると思います。そして、四苦八苦した肝心な結果はと言えば、四苦八苦して作文ができなかったのではなく、何とか書き終えて提出できたといったように感じられるのは私だけではないと思います。つまり、四苦八苦の先には、完璧ではないがどうにかやり終えた(中には完璧に出来たという人もいるかもしれませんが)といった安堵感・解放感・満足感があるように思われます。 皆様も就職した新人の頃は四苦八苦して頑張られたと思いますが、私にも四苦八苦していた
ishigami-clinic149
11月17日
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの定期接種が始まりました。
新型コロナワクチン 熊本市在住の65歳以上の方は 税込み11,560円 任意接種の方はファイザー社製 14,000円(税込み 15,400円) モデルナ社製12,000(税込み 13,200円) インフルエンザワクチン 熊本市在住の65歳以上の方は 税込み1,500...
ishigami-clinic149
10月4日


eGFRプロットシートを用いた腎機能保護の取り組み
eGFRプロットシートの一例です。治療介入(青い四角)により腎機能の低下が抑制されています。 腎機能は健康な人でも歳を重ねるにつれ年々低下していきます。腎機能を評価する検査値として、血清クレアチニン(Cr)、血清尿素窒素(BUN)、推定糸球体濾過量(eGFR)が外来診療で用いられています。今回は推算糸球体濾過量(eGFR)とeGFRプロットシートと通して当院の診療をご説明いたします。 若くて健康な頃(20歳代)の推算糸球体濾過量(eGFR)は100 mL/分/1.73m 2 前後、60 mL/分/1.73m 2 を下回ると腎機能が軽度低下し始めている、10 mL/分/1.73m 2 で血液透析直前レベルと大まかに理解されるといいと思います。 10年間で2回以上健診を受診した 日本人のデータ によれば、40歳以上のeGFRの低下速度は年平均で-0.36 mL/分/1.73m 2 /年で、性別による大きな差異はありません 1) 。高血圧症、糖尿病や慢性腎臓病があるとeGFRの低下率はさらに高まります。熊本医療センター腎臓内科梶原先生から頂いた講
ishigami-clinic149
9月29日
bottom of page






